CT検査
ごく短時間で高精度な断面画像を撮影
全身の断面撮影が可能なヘリカルCTを導入しております。
ヘリカルCTは、連続回転するX線の中を、患者さまの乗った台が移動する仕組みであり、従来のCTよりも大幅に短い検査時間で広範囲の撮影が可能で、被ばく量も少ないことが特徴です。
体内のさまざまな病巣を発見することができますが、特に、肺野における威力が高く、肺癌の早期発見に役立ちます。また、血管のつまり具合を調べる下肢動脈血管造影のCT検査も行っています。
診療時間(受付時間) | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
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09:00〜12:00(受付 ~11:45) | ● | ● | ● | ● | ● | ● | / |
14:00〜17:00(受付 ~16:45) | - | ● | ● | / | - | / | / |
14:00〜18:00(受付 ~17:45) | ● | - | - | / | ● | / | / |
休診:木曜午後・土曜午後
日曜・祝日
当クリニックでは、各種検査設備を取り揃え、
CTや内視鏡・動脈硬化・心電図などの多彩で幅広い検査を行うことができます。
全身の断面撮影が可能なヘリカルCTを導入しております。
ヘリカルCTは、連続回転するX線の中を、患者さまの乗った台が移動する仕組みであり、従来のCTよりも大幅に短い検査時間で広範囲の撮影が可能で、被ばく量も少ないことが特徴です。
体内のさまざまな病巣を発見することができますが、特に、肺野における威力が高く、肺癌の早期発見に役立ちます。また、血管のつまり具合を調べる下肢動脈血管造影のCT検査も行っています。
食道・胃・十二指腸といった消化管の粘膜を直接観察できる内視鏡は、自覚症状がほとんどない胃がんの早期発見や、消化管の炎症や潰瘍など、さまざまな病気の確定診断に欠かせない検査です。
当院では、鼻から極細のスコープを挿入することで、吐き気やえづき感の少ない「経鼻内視鏡」を導入しています。
経鼻内視鏡は口が塞がらないため、リアルタイムの映像を見ながら、気になったことをその場で医師と会話しながら検査を進めることができるのも特徴です。
人の耳には聞こえない高い周波数の音波を体内に送り、はね返ってきた音波から画像を作り調べる検査です。痛みもなく、放射線被ばくの心配もありません。
心臓の動きや弁の状態を診る心エコー、肝臓・腎臓などお腹の臓器の腫瘍や胆石の有無などがわかる腹部エコーをはじめ、甲状腺エコーや下肢動脈エコーなど、さまざまな部位の症状を画像診断することができます。
また、透析治療を受ける方には、シャントの状態を確認できるシャントエコーを行います。
※予約制となります。
X線は体の組織や臓器によって通過しやすさが異なります。この差を利用して画像を作り、診断を行います。 放射線検査の中では最も被ばくの少ない検査です。胸部や腹部・骨を主に撮影します。
胸腹部撮影では、炎症・外傷・腫瘍などによる異常なガスの有無や、臓器の形態異常などを観察します。
動脈硬化とは、血管の弾力性がなくなって硬くなったり、血管の壁にたまったコレステロールなどにより血管の中が狭くなり、血液の流れが悪くなった状態をいいます。脳出血・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞・閉塞性動脈硬化症などを引き起こしますが、ある程度進行するまでは自覚症状がありません。
ベットに横になり、手と足に血圧計のカフを巻きつけ、心臓の音を聞くマイクを付けて検査します。検査時間は準備を含めて約10分です。
結果もすぐに出るため、その場で診断が受けられます。
心臓の鼓動時に発生する信号を、体の表面につけた電極から読み取る検査です。心臓病の有無や、高血圧・不整脈・心筋梗塞・狭心症等に伴う心臓肥大の有無を調べることができます。
ベッドに寝ていただき、両手首と両足首および胸部6ヶ所にそれぞれ電極を取りつけ、検査します。通常、数分で終了します
携帯用の小型心電計を用いて、一日中(24時間)心電図を記録します。この心電図の解析を通して日常生活における心臓の動き(拍動)を調べ、異常がないかを検査します。
10分ほどで検査機器の装着は完了し、検査開始から24時間、眠るときも含めて装置をつけ続けていただきます。24時間後、装置を取り外してすぐに解析を行うため、検査結果は当日のご説明が可能です。
血液は全身の健康状態を反映しており、検査することで、体の異常をおおよそ把握することができます。
採血量は通常12ml程度です。採血された血液は、検査の目的に応じて分析器で異常の有無を調べます。
項目 | 基準値 | ポイント | 意義 |
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総蛋白( TP) | 6.5~8.2g/dl | 体の栄養状態 | 肝臓・腎臓の機能の障害でも低くなります。 |
アルブミン(Alb) | 3.7~5.5g/dl | 栄養の状態が悪いと低値になります。 | |
尿酸(UA) | 男:3.6~7.0㎎/dl 女:2.7~7.0㎎/dl | 痛風の原因となる | 高いと痛風の可能性があります。 |
尿素窒素(BUN) | 8~20mg/dl | 腎臓(~尿を作るところ)の機能を表します | 腎臓の働きに障害が起こると高値になります。 |
クレアチニン(CRE) | 男:0.65~1.09mg/dl 女:0.46~0.82mg/dl | ||
ナトリウム(Na) | 135~145mEq/l | 体の組織のバランス。水分や浸透圧の調整をしています | 嘔吐や下痢が続くと、低くなり、そのため体がだるくなります。また逆に高いと高血圧の原因になります。 |
カリウム(K) | 3.5~5.0mEq/l | 極端に高かったり低かったりすると不整脈が起きる危険があります。 | |
クロール(Cl) | 98~108mEq/l | ||
カルシウム(Ca) | 8.6~10.2mg/dl | 骨の代謝や筋肉を動かすなどの働きに関わっています | 不足すると骨粗しょう症の原因となったりイライラしやすくなったりします。 |
無機リン(P) | 2.5~4.5mg/dl | 骨の重要な構成成分です。カルシウムと共存してからだの中に存在します | 高くなると骨がもろくなります。 |
総コレステロール(T-cho) | 150~219mg/dl | 動脈硬化の危険因子です。悪玉と善玉のバランスが重要です | 高くなるとどろどろの血液の原因となります。 |
LDLコレステロール | 150~219mg/dl | 動脈硬化の危険因子です。悪玉と善玉のバランスが重要です | 高くなるとどろどろの血液の原因となります。 |
中性脂肪(TG) | 70~139mg/dl | 動脈硬化の危険因子となる悪玉コレステロールです。高値で動脈硬化の危険性があります。 | 食事の後に採血をすると高い値がでます。高くなるとどろどろの血液の原因となります。 |
HDL-コレステロール | 男:40~80mg/dl 女:40~90mg/dl | 善玉コレステロールといわれています。血管をきれいにして動脈硬化を予防する働きがあります | 低いと動脈硬化の危険度が高くなります。 |
総ビリルビン(T-Bil) | 0.3~1.2mg/dl | 胆汁(油分を消化する酵素が含まれてます)の流れの障害を表します | 高いと黄疸(皮膚が黄色くなること)になります。 |
ALP | 104~338U/l | 腎臓・小腸・肝臓・骨芽細胞(骨を作る細胞)・胎盤に存在します | 肝臓・胆道系・骨の疾患・妊娠などで高くなります。 |
AST(GOT) | 10~40U/l | 肝臓(腸で吸収した栄養を貯めたり、毒素を分解する働きがある)の機能の状態をあらわします | 肝臓の機能に障害があると高くなります。 |
ALT(GPT) | 5~45U/l | ||
γ-GTP | 男:79U/l以下 女:48U/l以下 | 肝臓や胆道系(油分を消化する酵素の通り道)の機能をあらわします | 過剰のアルコール摂取や脂肪肝でも高くなります。 |
LDH | 120~245U/l | 心筋・肝臓・骨格筋・赤血球などの炎症や障害をあらわします | 心臓・肝臓・胆道系・筋肉・赤血球の疾患でも高値になることがあります |
CPK | 男:50~230u/l 女:50~210U/l | 筋肉や脳の組織障害をあらわします | 運動後で高くなることがあります。心筋梗塞や脳梗塞でも高くなります。 |
ChE | 3500~8000U/l | 肝臓に疾患があると低くなることがあります。 | |
アミラーゼ(AMY) | 60~190U/l | すい臓(~血糖値の調節)・唾液腺(~唾液の分泌)の機能をあらわします | すい臓に疾患があると高くなることがあります。 |
C反応性蛋白(CRP) | 0.45mg/dl以下 | 感染症・炎症反応をあらわします | 炎症性の疾患の可能性があるときに高くなります。 |
血糖(Glu) | 70~109mg/dl | 血液中の糖分をあらわします | 食後での採血では高くなります。 |
ヘモグロビンA1c | 4.6~6.2% | 過去1~2ヶ月の血糖値の平均をあらわします | 高いと糖尿病の可能性があります。平均値なので1回の食事量では影響を受けません。 |
白血球数(WBC) | 3500~9700/μl | 体内に侵入した細菌などの処理をする働きを持つ白血球の数を表します | 炎症性の疾患・白血病などの可能性があると高くなります。 |
赤血球数(RBC) | 男:438~577×104 女:376~516×104 | 体の各組織に酸素を運ぶ役割を持つ赤血球の数を表します | 貧血のあるときに低くなることがあります。 |
血色素量(Hb) | 男:13.6~18.3g/dl 女:11.2~15.2g/dl | 肺で酸素と二酸化炭素を交換し、身体に酸素を運搬する役割を持つヘモグロビンの数を表します | |
ヘマトクリット(Ht) | 男:40.4~51.9% 女:34.4~45.2% | 全血液の中で赤血球の占める割合です | |
血清鉄(Fe) | 男:60~210μg/dl 女:50~170μg/dl | 血清鉄はヘモグロビンを作る素になります | |
血小板(PLT) | 14.0~37.9×104/μl | 出血を止めたり血管の維持や修復をする働きをする血小板の数を表します | 肝疾患や白血病があると異常値になることがあります。低い値の場合は血が止まりにくくなることがあります。 |
スパイロメーターという測定装置を使って肺活量や換気量を調べます。ホース状の酸素吸入口に口をあて、思いっきり吸ったり、勢いよく吐いたりして、肺活量や1秒間にどの程度息を吐き出せるかなどを計測していきます。
肺の容積や気道が狭くなっていないかなど呼吸の能力をチェックし、拘束性肺機能障害(肺炎、結核後遺症、肺繊維症、胸膜疾患、胸郭異常など)、閉塞性肺機能障害(肺気腫、気管支ぜんそく、気管支炎など)などについて調べます。
骨の強度を調べる検査であり、 主に、骨の中がスカスカな状態になる骨粗しょう症の診断に使われます。
女性の方、高齢の方、骨折したことのある方、喫煙や飲酒量の多い方は、骨密度が低下する傾向があります。また、最近、身長が4㎝以上縮む、背中が丸くなると感じる方も骨粗しょう症の疑いがあります。
骨密度の低下によって、骨粗しょう症になると骨折しやすくなりますので、定期的に骨密度を測定することをおすすめします。